直交集成板の曲げ実験を行いました
先日、直交集成板の曲げ実験を行いました。
直交集成板は木材の板を、木材の繊維の方向を直交させて複数層接着したもので、CLTとも呼ばれます。CLTは荷重載荷時に複雑な挙動を示しますが、その挙動を捉えることを目的としています。
今回使用したCLTは300mm×150mm×3500mm程度の大きさです。重さが約70kgもあるため、測定に必要な機材を設置するのも大仕事です。
写真 測定に必要な機材を取り付けています
機械にセットして上から荷重をかけますが、破壊時にはドーンという凄い音がします。実験体の数が10以上あったため大変でしたが、良いデータを得ることができました。
写真 破壊した実験体