20年の節目を迎えて ~創設20周年記念式典のご報告~

創設20周年記念式典を開催しました

2025年12月13日(土)、橋と耐震システム研究室 創設20周年記念式典を開催いたしました。多くの卒業生、在学生、関係者の皆様にご参加いただき、盛大に20年の節目を祝うことができました。

企業説明会・交流会

午後の企業説明会では、建設コンサルタント、ゼネコン、地方公共団体など13社から15名の卒業生にお越しいただきました。就職活動を控えた12名の在学生たちは、各企業から実際の仕事内容や職場環境について簡単に説明してもらった後は、いくつかのテーブルに分かれて直接話しをしてもらいました。学生の単刀直入な質問に対して、先輩方も自身の経験を交えながら丁寧にアドバイスをしてくださいました。普段なかなか聞けない現場の生の声に、学生たちも大いに刺激を受けた様子でした。

記念式典

16時30分からの記念式典では、まず卒業生を代表して第1期生の佐久間太亮さんより、研究室創設当初の思い出を交えた心温まるお祝いの言葉をいただきました。続いて渡辺浩先生から、2005年の研究室創設から今日に至るまでの20年間を振り返り、その時々のエピソードを交えたご挨拶がありました。

さらに、各世代を代表して4名の卒業生にもご登壇いただきました。第8期卒業の中町裕哉さん、第13期卒業の小牧卓矢さん、第18期卒業の平野裕也さん、第19期卒業の宮崎恵莉さんから、それぞれの在学時代の思い出や研究室での学びが現在の仕事にどう活きているかなど、貴重なお話を聞かせていただきました。時代とともに変化してきた研究室の姿が、世代を超えた絆でつながっていることを実感する時間となりました。

式典の終盤では、卒業生の重岡咲妃さんから渡辺浩先生へ、20年間の感謝の気持ちを込めた花束が贈呈されました。最後に下妻達也先生より、これからの研究室をさらに発展させていく決意とともに閉会の挨拶があり、参加者全員で記念撮影を行いました。

花束贈呈(重岡咲妃さん)

記念パーティー

18時からは会場を中央図書館1階のマスターズカフェに移し、記念パーティーが盛大に開催されました。リラックスした雰囲気の中、世代を超えた卒業生同士の再会や、在学生と卒業生の交流が活発に行われ、笑顔の絶えない楽しいひとときとなりました。

おわりに

この20年間、研究室を支えてくださったすべての皆様に、改めて心より感謝申し上げます。橋と耐震システム研究室は、これからも「橋の構造解析」「木橋と公共空間への木材利用」「ドローンと空間情報解析」「防災まちづくり」という幅広いテーマに挑戦し続けてまいります。

今後ともスタッフ・学生一同、より一層精進してまいりますので、今後ともご指導ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします。