写真測量（フォトグラメトリ）について

空間情報解析チームでは、いろいろな機材を使って写真測量をおこなっています。測量する対象もいろいろです。
写真を撮影する道具もいろいろなものを使います。

最近では、ソフトウェアやハードウェアが急激に進歩して、写真測量は色んな所で活用されるようになってきています。ゲーム関連でも活用されていて、そちらの世界ではフォトグラメトリと呼ばれていたりします。

今回はドローンとiPhoneを使って撮影した画像をあわせて解析することで建築物の3次元モデルを作成したので紹介します。

使ったのはPhantom4 RTKというドローンとPhantom4 Pro、iPhone Xsです。そもそもPhantom4 RTKというドローンは測量用GNSSと同等のセンサーを搭載しているので正確な3次元モデルを作成できるのですが、今回はGNSS測量もおこないました。あれやこれややってみたというわけです。

動画の始めの方に建物の上などに表示されている四角が撮影した画像です。建物全体はドローンから撮影していて、正面の一部をiPhoneで撮影しています。

今回使用したPhantom4 RTKというドローンは自分のいる位置を数センチの誤差で測りながら飛ぶことが出来るのでこの３Dモデルも数センチの精度で出来ています。