木橋資料館
ジンスのロイス橋
Reussbrücke bei Sins
 35mの2径間ですが、ひとつはアーチ、もうひとつはトラス形式という不思議な橋です。そもそもの橋は1640年に架けられましたが、1807年にLuzernの木橋技師Josef Ritterにより2径間のアーチ橋が架けられました。1824〜26年にはアーチ材がトラスで補強されました。ところが東側のひとつは1847年に戦禍により破壊されたため、1852年にWinterturの技師Johann Schalcherによりトラス形式として再建されたということのようです。1991年以降には横桁の補強や集成材への交換、プレストレス木床版への更新等の改修が行われています。すぐ南側に幹線道路25号線の橋があり、現在主要な交通路はこちらに切り替わっています。
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南側の幹線道路25号線の橋の上から
所在地
Location
Sins駅の南東150m Zugerstrasse/Reuss川
SinsへはZürich HBから35分のRotkreuz乗り換えLenzburg方面行き7分 または20分のLenzburgからRotkreuz方面行き33分
 Sinsを経由するRegioは1時間に1本
(47°11' 11''N,9°24' 02''E)
形式
Type
アーチ橋 トラス橋 屋根付き
諸元
Dimension
橋長:70m
支間:2径間 2@30.8m
用途・設計荷重
Service
歩道
竣工
Completion Date
1640年,1807年(1852年改修)
その他
Other Info
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