木橋資料館
フェルトバッハの木橋
Die Holzbrücke in Feldbach
 自碇式吊り橋ではありますが、主索材はワイヤーではなく平鋼であり、タイ材は床桁ではなく屋根桁、屋根を支えるために主索材にストラットが立っている等かなり特徴的な構造を有しています。タワー材は下部工と一体化したコンクリート製でその上に支承が座っています。橋長は35mと短くはないですが、これを工場で製作して現場にトラック輸送し、クレーンで一括架設したそうです。軽いという木橋の特徴が活かされていますが、35mものブロックを輸送できる道路事情にも驚かされます。
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所在地
Location
Feldbach駅の南約200m/Raab川
(46°57' 23''N,15°53' 13''E)
形式
Type
自締吊橋 屋根付き
諸元
Dimension
支間:34.65m
有効幅員:2.6m
用途・設計荷重
Service
歩道
竣工
Completion Date
1998年
福岡大学工学部社会デザイン工学科橋と耐震システム研究室 All Rights Reserved Vol. Counter