大川市役所横の水路沿いに整備された遊歩道の途中に架かっています。実際の支間長は6mですが、一部は遊歩道と同じPC版上に石張りとされており、この部分は橋には見えません。主桁にはH鋼材3本が用いられています。古い橋が改修されたもので、その工事は学生らの手により3日間で行われました。床版材は台形断面で間隔を空けて敷かれていること、高欄柱とは一切干渉していないこと、高欄柱の支点部をピン構造とし方杖材で支持していること、床組みが3層構造になっていること、横桁を小断面とし縦桁は5本と多めにしていること、全部材にエコアコール処理材を使用していること、等により、 長期供用が可能なように工夫されています。この橋は2015年夏に大学生によって全面改修されました。このように改修が容易なところも木橋の大きなメリットです。