KABSE「地域産木材の構造物・資材への利用法に関する研究分科会」


「九州における木材の土木利用に関する講習会2015」を開催しました

53名のご参加により、盛会裏に終了いたしました。ありがとうございました。

日時 平成27年7月10日(金)14:00〜17:30
会場 電気ビル本館地下2階 7号会議室(福岡市中央区渡辺通2-1-82)
内容
木材利用の動向と研究分科会の活動   渡辺 浩(福岡大学)
《特別講演》かりこぼうず大橋等 木材の土木利用技術 〜木橋・木構造の設計・施工〜
    飯村 豊氏(前 宮崎県木材利用技術センター所長)
地域材活用型クリーク木柵工法について   森竹 巧(中央コンサルタンツ)
撤去される荒瀬ダムで使用されていた牛枠工   平田 晃久(熊本県林業研究指導所)
地盤改良における木材利用の有意性評価   福岡 仁(朝日テクノ)

「九州における木材の土木利用に関する講習会2015」を開催します

近年、国内では木材の積極的な利用が求められてきており、建築分野では積極的な取り組みが始まっています。 土木分野においてはいまだ低調ではありますが社会的背景は同じであり、近い将来その利用拡大が求められることになると考えられます。 このような背景から本講習会では、従来の木橋や木構造の設計・施工の取り組みから土木分野における木材利用を考えると共に、九州一円における土木分野への木材利用の先進事例を報告します。

日時 平成27年7月10日(金)14:00〜17:30
会場 電気ビル本館地下2階 7号会議室(福岡市中央区渡辺通2-1-82)
内容
木材利用の動向と研究分科会の活動   渡辺 浩(福岡大学)(30分)
《特別講演》かりこぼうず大橋等 木材の土木利用技術 〜木橋・木構造の設計・施工〜
    飯村 豊氏(前 宮崎県木材利用技術センター所長)(60分)
地域材活用型クリーク木柵工法について   森竹 巧(中央コンサルタンツ)(20分)
撤去される荒瀬ダムで使用されていた牛枠工   平田 晃久(熊本県林業研究指導所)(20分)
地盤改良における木材利用の有意性評価   福岡 仁(朝日テクノ)(20分)

詳細は 《ご案内》 をご参照ください。

第5回会議&見学会を開催しました

日時:平成27年1月20日 13:00〜16:00
場所:中国木材伊万里事業所・伊万里木材市場

第4回会議を開催しました

日時:平成26年10月16日 15:00〜17:00
場所:飛島建設九州支店会議室

第3回会議を開催しました

日時:平成26年1月17日 15:00〜17:00
場所:飛島建設九州支店会議室

第2回会議を開催しました

日時:平成25年11月27日 14:00〜17:00
場所:福岡県建設技術情報センター会議室

第1回会議を開催しました

日時:平成25年9月26日 15:00〜17:00
場所:飛島建設九州支店会議室

分科会委員一覧

 委員は随時募集中です。参加資格は、「木材の広範囲な利用を考えたい」「土木分野の環境貢献の方法を考えたい」と考え、一緒に活動していただける方です。土木系、森林・林産系を問わず、幅広いみなさまのご参加をお待ちしています。

主査 渡辺 浩 福岡大学 工学部
副査 藤本 登留 九州大学大学院 農学研究院
幹事 竹下 孝一郎 (株)長大
幹事 森竹 巧 中央コンサルタンツ(株)
委員 池田 元吉 熊本県林業研究指導所
委員 稲垣 浩通 飛島建設(株)
委員 内倉 清隆 九州木材工業(株)
委員 奥 達二郎 (財)福岡県建設技術情報センター
委員 上月 裕 熊本県 土木部
委員 篠原 義則 明治コンサルタント
委員 末次 大輔 佐賀大学 低平地沿岸海域研究センター
委員 千田 知弘 福岡大学 工学部
委員 野田 龍 九州大学大学院 農学研究院
委員 福岡 仁 朝日テクノ(株)
委員 宮副 一之 (株)九州構造設計

研究分科会を設置します(2013.7)

 地球環境問題への取り組みが進められる中、森林の役割と木材資源の活用がクローズアップされています。これは、森林や木材には炭素を貯蔵する効果があること、木材を利用することで化石燃料の利用を削減できること、および木材により化石燃料を代替できることによるものです。このため、森林・林業再生プラン(2009年閣議決定)や公共建築物等木材利用促進法(2010年施行)が次々に打ち出され、国を挙げた取り組みがなされてきています。
 しかしながら、このような状況にあっても土木分野における木材利用は進んではいません。その理由のひとつに木材に関する知識や情報の不足が挙げられます。例えば木材はコンクリートと同等の強度を有し、引張力にも耐えられる上、単位容積質量はコンクリートの1/6程度です。異方性や耐久性など固有の課題はあるが、それを考慮しても十分に魅力的な建設材料であることはあまり知られておらず、その啓蒙が第一の課題といえます。
 また九州地方は、スギの素材生産が20年連続で日本一である宮崎県をはじめとして木材生産が盛んである。すなわち、土木分野へのこれら木材資源の活用は、地域産業の活性化とともに山間地域の環境保全にも大きく寄与することにもなります。そこで本研究分科会では、入手性がよく、軽くて加工が容易という木材のメリットを活かしやすいものとして災害現場での仮設橋、および工事用仮設道路の地盤処理法を具体例として地域産木材の利用に関する実践的研究に取り組んでいきます。活動は9月から2015年3月までの予定です。
 この分科会委員を募集します。ご参加を希望される方は主査:わたなべ@福岡大学までお申し出ください。会議はおおむね2ヶ月に1回、福岡市にて行います。また26年度末までに成果をとりまとめ27年度に成果公表のための講習会を開催します。

 お申し込み・お問い合わせは下記までお願いいたします。
福岡大学工学部 社会デザイン工学科  渡辺 浩   

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